2014年 06月 18日
娘の休暇
娘の会社では年2回仕事が暇な時期に特別休暇を取れる制度がある。
最初の1年目から、祖父母の入院や、老人施設への引越しや、私自身の体調不良で、旅行どころか家事に明け暮れて、翌年は自分の膝の手術にあて、また翌年は亡くなった祖父母に関する手続きの手伝い…と毎年、「普通に会社に出ていたほうがマシ」とつぶやく状態だった。
ましてや今年は、散々である。
申し訳ないと思う気持ちを、メールに打ってみたが、読み返すとあまりに軽薄で得手勝手で、送れる代物ではなかった。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「娘に」
やりたかったことを何一つ満足に出来ないまま、今年も休暇が終わってしまったんだろうな。(「だろうなって、見て解るじゃん」と突っ込まないように)
申し訳ない。
だけど、私にとっては4日間あなたがいてくれて、とても心強く、煮詰まった膠の如くなっていた思考が、もう一度ゆっくり回り始めた感じだ。
ありがとう
なんて書くと
ますます家を出られ無くなるのだろうか
迷惑ばかりかけて
「子供達の翼をもいでいる」
とある人に相談したら、
「それは高慢というものだ」
と叱られた。
「子供ってぇのは強いものです。
本当にやりたいことを見つけたら、親のことなんざ振り返っちゃくれません。
さっさと飛んで行きますよ」
そうなのだろうか。
ひらっと寂しさが胸の中で舞った。
が、ほっとした。
嬉しかった。
これだけハードルが高いのだ。
よもや間違うことはあるまい。
どうか、どうかやりたいことを見つけて、それへ向けて飛び立ってほしい。
自分の思うままに、自由に、
悔いを残さないように。
今の私には
面と向かって
そう語る勇気はないけれど、
「心配しなくて大丈夫」
と一日も早く言えますように
そして
私の役目は
翼を休めに帰って来る場所を確保すること…なのだろう
最初の1年目から、祖父母の入院や、老人施設への引越しや、私自身の体調不良で、旅行どころか家事に明け暮れて、翌年は自分の膝の手術にあて、また翌年は亡くなった祖父母に関する手続きの手伝い…と毎年、「普通に会社に出ていたほうがマシ」とつぶやく状態だった。
ましてや今年は、散々である。
申し訳ないと思う気持ちを、メールに打ってみたが、読み返すとあまりに軽薄で得手勝手で、送れる代物ではなかった。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「娘に」
やりたかったことを何一つ満足に出来ないまま、今年も休暇が終わってしまったんだろうな。(「だろうなって、見て解るじゃん」と突っ込まないように)
申し訳ない。
だけど、私にとっては4日間あなたがいてくれて、とても心強く、煮詰まった膠の如くなっていた思考が、もう一度ゆっくり回り始めた感じだ。
ありがとう
なんて書くと
ますます家を出られ無くなるのだろうか
迷惑ばかりかけて
「子供達の翼をもいでいる」
とある人に相談したら、
「それは高慢というものだ」
と叱られた。
「子供ってぇのは強いものです。
本当にやりたいことを見つけたら、親のことなんざ振り返っちゃくれません。
さっさと飛んで行きますよ」
そうなのだろうか。
ひらっと寂しさが胸の中で舞った。
が、ほっとした。
嬉しかった。
これだけハードルが高いのだ。
よもや間違うことはあるまい。
どうか、どうかやりたいことを見つけて、それへ向けて飛び立ってほしい。
自分の思うままに、自由に、
悔いを残さないように。
今の私には
面と向かって
そう語る勇気はないけれど、
「心配しなくて大丈夫」
と一日も早く言えますように
そして
私の役目は
翼を休めに帰って来る場所を確保すること…なのだろう
#
by treeintheheart
| 2014-06-18 08:42
| 日々