病者の祈り

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ニューヨークにあるリハビリテーション研究所の壁に、一人の患者が書いた「病者の祈り」という詩が書かれています。


 大事をなそうとして
 力を与えて欲しいと神に求めたのに

 慎み深く従順であるようにと
 弱さを授かった

 より偉大なことができるように
 健康を求めたのに

 より良きことができるようにと
 病弱が与えられた

 幸せになろうとして
 富を求めたのに

 賢明であるようにと
 貧困を授かった

 世の人々の賞賛を得ようとして
 権力を求めたのに

 神の前にひざまずくようにと
 弱さを授かった

 人生を享受しようと
 あらゆるものを求めたのに

 あらゆることを喜べるようにと
 生命を授かった

 求めたものは
 一つとして与えられなかったが

 願いはすべて聞き届けられた

 神の意にそわぬ者であるにかかわらず

 心の中のいい表せない祈りは
 すべてかなえられた

 私はあらゆる人の中で
 もっとも豊かに祝福されたのだ




誰とも知らないけれど、同じような荷を背負い、同じように探し求めた人がいる。
それは当たり前のことだけど、こうして具体的な姿を取って現れると、たじろぐものがあります。


これが唯一の答えとは思わないけれど、この言葉をつむぐまてには、いえ、紡ぎ出した後も、どれほど眠れぬ夜を過ごしたのだろう。


それにしても、いつも、なんとタイムリーに立ち現れることか。
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by treeintheheart | 2013-11-22 12:20 | 考えていたこと

魂の奥に下りて行って不思議な扉を開けてみてください。幾千年の時を経た大樹の息づく深い森。滴る光、湧き零れる水。そこに満ちる声の囁きを聴ける人になりたい。人の魂が、この星とそこに息づく数多の生命と、深いところで繋がっていることを感じとりたい。カリスマ性なんか微塵もない主婦Aの「闘病」「子育て」「考えごと」の記録…になるはず


by treeintheheart