生きる権利② 後編(2011/04/04 23:40)

けれども、心優しい人々が行うこのような取り組みが基本とはいえ、個人の美徳と努力に頼るのは限界があります。
今、震災報道は(原発関連のニュースは別として)「復興」へとシフトしつつあります。前進は大切なこと、一刻も早く生活を再建しなければ、さらに多くの被害が生まれます。しかし、その狭間にこぼれ落ちていく思いを救いあげることを、単に瑣末な個人任せにして佳いこととは思えません。

つい先頃まで、自殺が大きな社会問題として取り上げられていました。
その原因を追求していくと、「格差社会」「自助努力」といったキーワードが見えてくるでしょう。
日本社会は、戦後の高度成長期から幾度かの不況とバブル景気を経て、後退期(?)に入っていると言われているらしいのですが、(すみません、経済は全くわからないのでF7CE.gif)多くの社会的なシステムや思考法が、世界史的にも奇跡と言われる好景気の時代に確立されたままのような気がします。
日本人の多くが、その時代を基準として、例えば「新入社員とは」「営業とは」「復興とは」「ご近所付き合いとは」等を考えています。
「進歩」「発展」「効率」「上昇」等の価値観ばかりが評価される社会のままで「復興」「再建」が進められていけば、時間が経つにつれて歪みが大きくなるような気がしてなりません。
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by treeintheheart | 2013-06-19 14:34 | 考えていたこと

魂の奥に下りて行って不思議な扉を開けてみてください。幾千年の時を経た大樹の息づく深い森。滴る光、湧き零れる水。そこに満ちる声の囁きを聴ける人になりたい。人の魂が、この星とそこに息づく数多の生命と、深いところで繋がっていることを感じとりたい。カリスマ性なんか微塵もない主婦Aの「闘病」「子育て」「考えごと」の記録…になるはず


by treeintheheart