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すべてみどりになるまで

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魂の奥に下りて行って不思議な扉を開けてみてください。幾千年の時を経た大樹の息づく深い森。滴る光、湧き零れる水。そこに満ちる声の囁きを聴ける人になりたい。人の魂が、この星とそこに息づく数多の生命と、深いところで繋がっていることを感じとりたい。カリスマ性なんか微塵もない主婦Aの「闘病」「子育て」「考えごと」の記録…になるはず

タグ:歴史(ヨーロッパ中世史) ( 1 ) タグの人気記事

歴史ブームは一時より下火になったようだけれど、それでも多くの人が《歴史》に興味があると言っているのは嬉しい。
たとえ、その人の中で、伊達政宗が中井和宏さんの声を持ち、源義朝が今にもウィーンでタクトを振りそうであっても。

大抵の場合、誰かが願望込めて(都合よく)描いたイメージに惹かれるところから、私たちは歴史の森に足を踏み入れる。その時点で、実際に生きていた当人達とは異なるものだ、と多くの人は承知している。そのままゲームキャラ的なイメージと戯れているのも十分楽しいのに、その内の何%かは、本物の彼らを探したいという甘美な誘惑に嬉々として捕らえられ森の奥へと姿を消して行く…。

なあんて言うほど大げさなものではないが、この1ヶ月ほど歴史好きの方のブログを読みまくっていた。(何しろ文章を書いたり携帯を打ったりできないくらいに体力が落ちてしまったので、他にやれることがなかったのです)
ヨーロッパ中世史を中心に読んでいたのだが、私の学生時代と違って今はなんと情報が入手しやすいのだろう。恵まれているなあ、と感動する一方で、読み捨てた漫画が高い評価を受けてレア物扱いされているのに苦笑したり、…心身の状態があまり余裕がなかったにも拘わらず楽しいひとときを過ごせた。


「歴史の真実は闇の中」とよく言われる。確かに時間の経過や時の権力によって散逸した史料も多いだろう。しかし、権力者はいずれは交代するし、時間がたてば逆に新しい証拠が現れてくることもある。
殷の紂王、イングランドのリチャード三世のような例を挙げるまでもなく、暴君と伝えられていながら明君であったことを裏付ける資料が後世発見されることは少なくない。

何が真実か、を見極めるためには、本当は地道な気の遠くなるような作業が必要だ。でも、私達は素人である。そんなことは専門家にちゃっかり任せて、その上澄みをいただいて「真相究明ごっこ」を楽しむことができる。
幸い、歴史上の人物が書いた著作物、書簡類にあたることが今は比較的容易にできる。現代語訳、日本語訳も意外に出版されているし読んでみると結構面白いので、取っつきやすい足掛かりだ。
最近は骨格等からその人物の声を復元再生する技術も格段に進歩している。
いっそご本人の声でお決まりの口癖や辞世の句等を再現したDVDなんて出ないかなあ…でも、誰が買うんだろ?
そうそう、中身については投票して決めてくれるとうれしいなあ…等々
ベッドの上で妄想ばかりしている1ヶ月でした。
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by treeintheheart | 2014-04-29 00:10 | 歴史