同窓会

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時間がないんだ
お願いだから
大人の対応は止めてくれ
穏やかな日常の中の新発見や
心を和ませる小さな物語を
気遣いながら語ってくれる
君の中では今でも
私は十七歳のままなんだね


でも、私が知りたいのは
君が隠し通そうとしている
あの子の最後の物語だ
陽気な人気者だった
自分をてるてる坊主だなんて
言っていたっけ
未だに意味は不明だけど


招待状が届くたびに
どれほどわくわくしただろう
最後の電話をかけてきた
気づかないまま受話器をおいた
君のことを話していたよ
憶えているのはただそれだけ


あの子のことを聞きたいんだ
君とだから話したいんだ


ああ、やっぱり私は
十七歳のままだね
こんな風にいつも
困らせていた
君のことも

彼女のことも
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by treeintheheart | 2014-06-03 12:29 | 詩、物語、短歌…
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